今朝一番,正門の石段よこではクロアゲハが羽を休めています。
そして・・・。昨年より約1か月遅れで,校庭の木々にセミたちの元気な声が戻ってきました。
今朝のテレビ番組でも,これは日本国内全体で「鳴かない・・・」わけを検証していたと報道。
要因として,やはりこの春の異常な低温が影響しているのでは?ということでした。
例年の地中温度と約1℃の差があり,成虫までに時間がかかってしまったそうです。
あこうの木のすぐ横に,実は通称「セミの木」があるのを知っているのは私だけでしょうか?
不思議と,この1本は,まるでクリスマスツリーの飾り付けのように抜け殻でいっぱいになるのです。
去年の夏に気付いたのですが,今日現在,すでにこのような「抜け殻」が20も30もありますよ。
そして,この木の真下に立つと,周りの音は完全に消えてしまうほどの異様な音の世界。
うるさい!と分かっていながら,感覚が麻痺してしまうほどの大合唱を聞きに足が向きます。
何と言っても地中に6年間我慢していたメンバーですから,気合いの入り方も違うのでしょう。
ピークは,きっと出校日の頃でしょうから,このことは子どもたちにもこっそり教えてあげましょう。
さあ,今日も静かな校内は,ゆっくりじっくりの「教育相談」が進んでいます。
管理人